mori-noriの日記

46歳、車の運転免許を取り始めた日記です

ひとりの時間が寂しい。でも楽しい。

お題「#この1年の変化

一昨年のスケジュール帳を見ると、月に5〜7日間程度地方出張に出かけ、そのうち年に2回は夫の実家へ4〜5日帰省、若干自宅に近い私の実家には年に4、5回帰省していました。そのほか、夫や家族と旅行に行くこともあったのでなんやかんやと予定や時間に追われる日々だったような気がします。

 

ところが昨年は未だ謎のウイルス・コロナの影響で生活は一転。昨春のお彼岸から今まで実家には帰っていません。

そんななかでも夫は毎日会社に出かけ、私は家から出ない日々が続きました。仕事もなくなり、途方にくれる日々。この先、どうなるのか不安を抱えながら、嫌々仕事に出かける夫にはあまりネガティブなことはいえず。とはいえ、同世代の仕事仲間や友達は子供がいてもっと大変だからメールするのも憚られる。ひとりで寂しいなあ。とはいえ、もやもやを抱えてため息をついてばかりいられないので、毎日、洗濯物やら布団やら、ひざかけやらをベランダに干し、それをご近所さんへの目隠しに日向ぼっこをするようになりました。

陽に当たるとじわじわ体が温まってきてなんだか元気が出てくる。サングラスを買って文庫本を読む幸せを味わいました。これは今までにはなかった楽しみ。

元気を充電したら、ラジオ体操をして体をほぐしストレッチついでにゴロゴロ。

これがまた気持ち良くて。外出禁止期間に連絡を取っていた(というか安否確認)数少ない友達から「どうぶつの森」を勧められて始めたのですが、これをゴロゴロのついでにやるのも楽しみでした。

ちなみに雨が降ったり、天気が悪い日はひたすらマスクを縫っていました。ミシンがないので手縫いです。これまでボタンくらいはつけることがありましたが、すっかりご無沙汰だった針仕事。最初は針で何度も指を刺し、蛇行していた縫い目も経験を増すごとに上達していきました。実家や家族にもマスクを送り、自分たちで使うものも含めると50枚以上は縫っていると思います。

朝から縫い始めて、夜寝るまで没頭していた日が続くこともあり軽い頸椎症になりました。ハマりすぎですよね。。。

でも、マスクを作っている時は集中していて充実感で満たされるんですよね。

時間を忘れちゃうからいつもラジオをつけて。会話することはできないけど、人の声が聞こえてくると人恋しさも解消されました。

ひとりでもくもくと何か作ることはこれまでもやってきたんですが、180度新しいことにも挑戦したくなって、昨年秋から自動車免許を取ることにしました。

ここでも、勉強って楽しい! と気付きました。

夢中でやっていたら順調に免許が取れてしまい、何か勉強したくなってずっと習得したかったスペイン語スクールに通いはじめました。

ここ1年で自分がしたかったことが少しずつできている気がします。仕事とか周囲の人の都合でいろんなスケジュールやそれに伴う「やること」をこなす日々ではなくて、自分がやりたいことを「選択して」できているなと。これは自分にとって大きな収穫だったと思います。

とはいえ収入はがっつり減りまして将来の不安はありますが。こんな時期ですからね、あんまり先を見てもハッキリ見えないじゃないですか。でも見て見ぬ振りじゃなくて、見える範囲は自分の物差しでちゃんと測りますよ。今年はぶれないことがテーマです。